2011.09.21 Wednesday
「ある日系人の肖像」著者ニーナ・ルヴォワルについて思うこと--Southland,Author Nina.Revoyr
ニーナ・ルヴォワルというカタカナから私はフランス系のアメリカ人を想像したが、父はポーランド系アメリカ人で母は日本人である。
<東京からウィスコンシンの小さな村へ>
東京で生まれ、5歳まで東京と京都で暮らしたあと、ウィスコンシン州の小さな町に移った。日本では外人として見られ、ウィスコンシンではたった一人のアジア系非白人という経験をした。
9歳の時ロサンゼルスに引っ越して「生まれて初めて疎外感から解放」された、と「ある日本人の肖像」日本版へのまえがきに書いている。
<新作Wingshooterは自伝?>
2011年3月に新作"Wingshooter"を発表した。ニーナ・ルヴォワルのサイトから荒っぽく和訳したあらすじはこうだ。
主人公ミシェルの母は日本人。日本で生まれたがウィスコンシンの村で父方の祖父母と暮らすことになった。ハンターでありかつてマイナーリーグでプレーしたこともある。村で最も尊敬される人物だ。
祖父は息子の結婚に反対だった。しかし、その孫にはメロメロだった。
ミシェール(Wingshootersの主人公)の父はジャーナリストらしい。’64年の東京オリンピックのとき放送にたずさわったり、新聞に原稿を書いた。母は日本生まれの日本育ちの日本人。ウィスコンシン州マディソンの大学に留学していたとき、父と出会った。
ウィスコンシン州というと…。今調べたのだがミルウォーキーとグリーンベイがある。つまりBrewers(野茂がいた)とPackers(今年のスーパーボウル覇者)か。
そのあとどうなったのか読んでないが、60年代に日本で暮らし、ミシェールが生まれ、70年代ミシェールはウィスコンシンの片田舎どころか大田舎で暮らすことになった。
70年代、ベトナム戦争は継続中である。第二次大戦、朝鮮戦争の退役軍人は働き盛りだ。
The Brooklynrailという書評サイトにwingshootersの抜粋が載っている。Wingshootersへの興味をそそられる内容だ。と、同時に著者Ninaのbiographyにある、東京と京都で暮らした後ウィスコンシン州の小さな村での著者の暮らしが本書と重なるような気がする。
<日本生まれの少女のアメリカの田舎暮らし>
それがどんなものだったか、わかる一部を抜粋する。
“Your daddy’s a Jap-lover!” a girl hissed behind me.
“Yeah,” said her friend, “I heard her mama’s a geisha whore.”
“That can’t be,” said the first girl. “’Cos geishas are pretty. And Michelle’s butt-ugly—just look at her.”
I didn’t reply—I never replied—and fought the urge to turn and face them. After I got my books, I walked quickly to class and kept my eyes trained on the floor.
この前後を見たい方は下記のサイトにアクセスしてください。
http://www.brooklynrail.org/2011/02/express/from-nina-revoyrs-wingshooters







